「ピアジェ」が昔からこだわってきたゴールド。今季は時代を超えたアイコニックな時計からシンプルなデザインのジュエリーまでがそろう。鈴木保奈美の聡明で凛としたたたずまいが“ピアジェ・ゴールド”の存在感をいっそう高める。
「ピアジェ」が昔からこだわってきたゴールド。今季は時代を超えたアイコニックな時計からシンプルなデザインのジュエリーまでがそろう。鈴木保奈美の聡明で凛としたたたずまいが“ピアジェ・ゴールド”の存在感をいっそう高める。
ブラウス2万8000円/リビアナ コンティ(アノア 03-3408-6690)
Time of Gold
若い頃は、肌の色が今より明るかったせいもあってか、シルバーのジュエリーを好んでいました。ですが、40歳を過ぎたあたりからゴールドの方が気になり始めました。肌の色もトーンが変化しますしね。歳を重ねることにあらがうことはできないわけですから、そうした変化も受け入れていくのですが、逆に歳を重ねることで似合うもの変わってくると実感しています。むしろ、ポジティブに考えるようにしています。ゴールドは柔らかさもあるし、気分を上げてくれそうな気がします。今はより優しくて肌になじむピンクゴールドの柔らかな輝きが好きですね。
普段はリラックスできるようなファッションが多いので、ジュエリーはさり気なく身に着けられるものを選んでいます。ファーストジュエリーは10代の頃に祖父からもらったパールのネックレスだったのですが、今でも大切にしています。最近自分の持っているシルバーのネックレスを18歳になった娘の誕生日にプレゼントしました。彼女が小学生の頃からどうしても欲しいと気に入っていたものです。そんな楽しみや喜びも含めて、自分が身に着けていたものが世代をつなぎ、長く愛用できるというのもジュエリーを選ぶ基準。コレクションというほどは持っていませんが、洋服やバッグも気に入ったものはできる限り長く愛用していきたいと思っています。
Time of Gold
俳優を始めた頃と違い、キャリアを重ねるにつれて演じる役の背景や人生を考えることが楽しくなりました。例えば、この人はどんな音楽を聴いているのだろうか?若い頃は洋楽を聴いていたけど、最近は星野源を聴いている女性で、部屋のインテリアは北欧系で、仲間との過ごし方はイタリアンではなく居酒屋に行っているだろう……とか。少しずつ人物のディテールを埋めていくようなイメージです。自分なりのルールで連想ゲームのような遊びをしながら役を理解するのが面白いし、台本に書かれていない人物の背景を考えながら役を演じるきっかけを見つける瞬間が楽しいですね。演じるアプローチとして、役づくりをどう攻めるかを常に考えています。
Time of Gold
鈴木保奈美 : 1966年東京都生まれ。86年に女優デビュー。91年にフジテレビ系ドラマ「東京ラブストーリー」の大ヒットで人気女優となる。その後いくつもの話題作に出演した後、98年に結婚。出産を機に主婦業に専念する。2011年にNHK大河ドラマ「江 ~姫たちの戦国〜」で本格的に女優復帰。18年に放送されたフジテレビ系ドラマ「SUITS/スーツ」では、織田裕二と27年ぶりの共演が話題となった。現在はテレビドラマのほかに映画や広告、連載の執筆など幅広く活躍する