「ピアジェ」のアイコンジュエリー“ポセション”が初夏の日差しのような光に呼応する。時代ごとに新しい人生のストーリーをつむいできた鈴木保奈美。彼女の柔らかく女性らしい表情を、鮮やかなカラーの貴石の美しさが際立たせる。
「ピアジェ」のアイコンジュエリー“ポセション”が初夏の日差しのような光に呼応する。時代ごとに新しい人生のストーリーをつむいできた鈴木保奈美。彼女の柔らかく女性らしい表情を、鮮やかなカラーの貴石の美しさが際立たせる。
今回撮影で身に着けた“ポセション”は、シンプルなデザインなのでどんなスタイルにも合わせやすいのと、石の部分がクルクル回転するデザインは存在感もあります。実際に回転させることでポジティブなエネルギーも感じます。重ね着けすることで表情が変わるのも特徴ですよね。いつもリラックスできるようなファッションが多いのですが、リングやバングルをワンポイントで見せてもいいし、カラー違いで重ね着けするのも気分が上がります。私はもともと大きめの時計が好きだったのですが、そこまで背が高くないので、撮影で身に着けたサイズがぴったりなことにも気づきました。洋服もですが、ジュエリーが持つさまざまな表情を楽しんでいます。
昔からよいことも悪いことも一旦受け止めて、“なるようになる”と思ってきました。自然体を意識している訳ではありませんが、ポジティブでいられるのはそんな理由からかもしれません。コンディションを保つためにしていることは、毎朝起きた後に白湯を飲んでいるのと、時々アロマオイルを焚くことです。特にバラの香りが好きで、唯一名前を覚えている大好きなバラが“イヴ・ピアジェ”。ベッドの横に1輪飾って、優しい香りで気分を上げています。ホルモンバランスもよくなりそうなほどいい香り。生活をしていると必要なことが増えていきますが、あえて多くのことを“習慣づけない”のが私のスタイルです。
作品ごとに、自分のコンディションやタイミング、シチュエーションなど撮影の環境はさまざまですが、全ては意味のある巡り合わせだと思っています。何かの理由があってその役を演じさせてもらえる。プライベートも同じで、全ての出来事は自分がよりよい方向へ導かれるために起こっているのだとポジティブに考えています。一方で、人見知りの部分もあるんです。今さらですが、人見知りを克服しようと自分から積極的に共演者に話しかけるようになりました。そうした柔軟さや心の余裕を持つことを大切にしていますし、よいコンディションで仕事を続けていく秘訣なのかもしれません。
鈴木保奈美 : 1966年東京都生まれ。86年に女優デビュー。91年にフジテレビ系ドラマ「東京ラブストーリー」の大ヒットで人気女優となる。その後、いくつもの話題作に出演し、98年に結婚。出産を機に主婦業に専念する。2011年にNHK大河ドラマ「江 ～姫たちの戦国〜」で本格的に女優復帰。18年に放送されたフジテレビ系ドラマ「SUITS/スーツ」では、織田裕二と27年ぶりの共演が話題となった。現在はテレビドラマのほかに映画や広告、連載の執筆など幅広く活躍する
