“おしゃれのためにマスクをする” トレンドセッターたちの今

2015/11/16

photos by Kisshomaru Shimamura

「マスクは風邪をひいたときにするもの」なんて認識は過去の話。今は防寒や乾燥対策などに用途が広がり、さらにはメイクするのが面倒なときにつける人が増えるなど、女性の味方にもなっている。そして最近では、感度の高いトレンドセッターたちの間で“おしゃれのためにマスクをする”という流れが生まれ始めている。

その流れを後押ししているのが、“デザインで楽しむマスク”というコンセプトで日本に上陸したシドニーのマスクブランド「テックマスク(TECMASK)」だ。同マスクは、埃、花粉、ウイルス、粒子状物質、細菌などさまざまな大気汚染物質、さらには今問題となっているPM2.5までシャットアウトできる高性能フィルターを採用するなど、高い機能性を備えている。そのうえ、スタイリッシュでファッショナブルなデザインでも話題になっているのだ。

同ブランドが提案する「ファッションを日々コーディネートするように、マスクも気分やファッションに合わせてコーディネートする」というライフスタイルは、トレンドセッターたちにどのように受け入れられているのだろうか。ここでは、3人のインフルエンサーのスナップとともに、そのコーディネートを紹介する。

mei_title

mei_1

「服に合わせやすい色と、女のコっぽいチェックのデザインが気に入った」としてタータン柄の「テックマスク」、「Midnight Frost」をつけたモデルの長澤メイ。マスクを中心に服をコーディネートし、「マスクに柄があるので、コートは色みの合うシンプルなものにした。ヒールは寒そうに見えるのでローファーにして、代わりにパンツはハイウエストなもので合わせた」。

teck_002 「マスクをすると、目のまわりしか見えないので、アイラインを強調したくなる。今日はアイライナーの他、赤茶系のアイシャドウをして、涙袋をぷっくりさせている。マスクにキャップを合わせると、怪しくなってしまうこともあるけど(笑)、このマスクは女のコらしくかわいく見せてくれる」。マスクの付け心地に関しては、「耳にかけるヒモが太くて柔らかいので耳が痛くならない」という。

mei_03 長澤メイ/名古屋出身、東京在住のフリーモデル。第1回「サロン・モデル・アワード・ジャパン」に優勝して知名度が全国区に。9月には初のスタイルブック「MY CLOTHES, MY STYLE」を発売。マスクは、撮影のためすっぴんで移動するときや、新幹線に乗るときによくつけているという。

mei_title

emily_1

「甘いだけのコーディネートが好きではないので、甘辛コーデにすることが多い。今日はツバ広のハットがボーイッシュなので、ニットは首回りが厚くて広めに空いた、女のコらしいものにした。サイズ大き目で『彼氏から借りてきた』っぽく着ているので、パンツはスキニーでタイトに合わせている」とモデルのEMILY。「ファッションがシンプルなので、マスクはアクセントになるような色の中からセレクト。中でも私の目の色に合う『Kissed by a Rose – Bronze』を選んだ」。

teck_002 「メイクは、ファンデーションが浮かないように、コンシーラーでおさえている。マスクをするときは、アイラインだけはしっかりひいて、マスカラは軽めに。アイシャドウはしないときの方が多い。ヘアに関しては、今はショートなのですっきりとマスクをかけられるけど、長いときはきちんとセットしてからマスクをしている」。

mei_03 Emily(エミリ)/モデル。ミュージシャンとしても活躍中で、バンド「HONEBONE(ホネボーン)」に所属。マスクに関しては、「これまで、マスクは“オフな感じ”がしてあまりしてこなかったけど、『テックマスク』はデザインがおしゃれなので、ファッションとコーディネートできる。私はハットが大好きなので、ハットと合わせてセレクトしても楽しい」と話す。

shin_title

shin_1

「パジャマっぽい服、スポーツ系、OL風など、気分によって服の系統をがらりと変えるのが好き。ただ、メンズライクのファッションはこれまであまりしてこなかったけど、『テックマスク』の『Blanket of Warmth』のデザインを一目で気に入ってインスパイアされ、それに合いそうなライダースジャケットにチャレンジした」とモデルのShin。インナーは女性っぽい白いシャツにして、セクシーな感じを取り入れた。

teck_002 「今日のメイクは、ライダースに合う赤リップとマスカラくらい。マスクをするときは、あまりメイクをしていないときが多いので、見えている部分はちゃんと化粧をしているように見せたい。だから眉を整えて、マスカラを強めにすることが多い。今は髪が中途半端な長さで、髪をおろしてマスクをすると顔まわりがもたつくため、アップスタイルにしている」。

mei_03 Shin(シン)/モデル。ファッション誌や広告、イベントまでこなす。マスクに関しては、「マスクは気分に合わせて選ぶのが好き。例えば今回の撮影のときは、近いうちにNYに行く予定があったので、NYっぽいイメージのするデザインを選んだ。マスクは、服よりも手軽に、その日の気分を表現することができる」。

 

「テックマスク」オフィシャルサイト

 

▪︎問い合わせ先
SC. Cosmetics
0120-936-916