ヒグ・インデックス (HIGG INDEX)
ヒグ・インデックスとは
アパレルの世界的な業界団体であるサステナブル・アパレル連合(SAC)が2012年に開発した環境・社会負荷の測定ツール。SACには36カ国250超の企業やNPOなどが加盟しており、「ヒグ・インデックス」は約1万8000社が活用する。SACによると、メンバーであるアパレル、フットウェア企業の年間売上高の合計は8450億ドルを超えるという。
ヒグ・インデックスにまつわる動向
「H&M」は2021年6月、サステナブル・アパレル連合とヒグ(HIGG)が共同開発した新たな素材の環境負荷測定ツール「ヒグ・インデックス・サステナビリティ・プロファイル(Higg Index Sustainability Profile)」を欧州と米国のオンラインストアで販売する一部商品を対象に導入した。アダストリアグループのEC専業ブランド「オー・ゼロ・ユー(O0U)」はヒグ・インデックスのデータベース(MSI=Material Sustainability Index)を使用し、環境スコアを算出して全商品で提示する取り組みを21年にスタートした。
ヒグ・インデックスのホームページより