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ケミカルリサイクル (CHEMICAL RECYCLE)

ケミカルリサイクルとは  使用済みの資源を化学反応により組成変換した後にリサイクルすること。ファッション分野に関して現在は、ポリエステルでは使用済みペットポトルやポリエステル衣料から、ナイロンは漁網や使用済みカーペットを化学分解するケミカルリサイクルが主。最近はコットン古着をリサイクルする先端技術も登場しており進めば廃棄衣料活用の可能性が大きく広がる。ビューティ分野では再生プラスチックを包装容器として採用するケースが多い。 ケミカルリサイクルにまつわる動向  アパレルビジネスでは再生ポリエステルの活用が盛んになっている。日本環境設計が手掛ける「ブリング(BRING)」は“服から服を作る"をコンセプトに、古着の回収から仕分け、さまざまな用途に分類し、その中の古着から再生したポリエステルを用いた製品販売を行う循環型の仕組みを確立している。帝人と伊藤忠商事、エンジニアリング大手の日揮は21年4月に帝人の持つポリエステルのケミカルリサイクル技術の国内外のライセンス展開の共同協議書を締結した。

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