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フェアトレード、公正な貿易 (FAIRTRADE)

フェアトレードとは  途上国の経済的社会的に弱い立場にある生産者と経済的社会的に強い立場にある先進国の消費者が対等な立場で行う貿易のこと。適正な賃金の支払いや労働環境の整備などを通して生産者の生活向上を図ることが第一目的。 フェアトレードにまつわる動向  フェアトレードは特にビューティ分野で盛んで、「ヴェレダ」は世界中のパートナー農家から適正な条件で植物原料を調達するフェアトレードだけでなく、栽培技術などの教育支援や安定的な取引保証などを通して、長期的な信頼関係を結んでいる。「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」はプラスチック廃棄物に取り組むプラスチック フォー チェンジ(PLASTIC FOR CHANGE)とパートナーシップを組みインドのベンガルール産のコミュニティフェアトレードの再生プラスチックを順次製品ボトルなどに使用している。 “途上国から世界に通用するブランドをつくる"を理念にバッグ、ジュエリー、アパレルを製造、販売するマザーハウスは21年2月、食品ブランド「リトル マザーハウス(LITTLE MOTHERHOUSE)」をスタートした。

フェアトレードはコーヒービジネスから広がった。写真はフェアトレードで収穫されたコロンビアのコーヒー豆 PHOTO:ANDRESR

フェアトレードの参考記事 「ザボディショップ」の人気ボディーバターとホワイトムスクの香りがリニューアル “途上国から世界に通用するモノ作り"を実践する先駆者「マザーハウス」 パリ進出と“夢の工場計画"【ネクストリーダー2020】 子どもの頃からの夢「社会貢献」を店頭で マザーハウス足立志織【ネクストリーダー2020】 マザーハウスが食品ブランドを始動 第1弾はインドネシアのカカオを使った色鮮やかなチョコレート 教えて!パタゴニアさん 連載第4回 生産者の生活向上に貢献するために必要なこと 仏発「オルラーヌ」が初のエシカル発想のクリーム発売 首都圏ベイエイリアにエシカルショップオープン ビーガン仕様のUVや植物性のフードラップなどがそろう