エフエスシー記事一覧

エフエスシーとは
　Forest Stewardship Councilの略。同名のNGOが運営する「適切な森林管理」を認証する国際的な制度で1994年に発足した。 認証を受けた森林からの生産品による製品にはFSCロゴマークがつけられる。2020年の国連食糧農業機関(FAO)の報告によると2015年から20年の５年間で世界で年間約1020万ヘクタールの森林が農地や植林地として利用するために転換され、失われている。これは日本の約1/4の面積に相当し、東京都と比較すれば45倍の大きさとなる。

エフエスシーにまつわる動向
　ファッション・ビューティ分野では、商品を包む化粧箱やショッピングバッグにFSC認証の紙を選び、そのことを訴求するブランドが増えている。特にビューティアイテムはほとんどの商材に化粧箱が使用されるためその需要が拡大している。FSCの認証の対象は紙とは限らない。「ハンター（HUNTER）」はFSCの基準を満たし、適切に管理された森林から調達した天然ゴムを使用したコレクションを2020年9月に発売した。

エフエスシーの参考記事

「ハンター」がサステナビリティの新たな目標を発表　FSC認定の新作ブーツも発売
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