Z世代 (GENERATION Z)
Z世代とは 1997年から2012年の間に生まれた世代。デジタルネイティブ世代とも呼ばれ、物心ついた頃からSNSを通して社会問題に触れる機会が多かったことから環境問題への関心も高いと言われる。なお、81~96年までに生まれた世代はミレニアル世代(またはジェネレーションY)と呼ばれている。いずれもデジタルとともに育った世代であるが、Z世代の方がより自分らしさにこだわり、消費活動では信頼、共感、低コスト、イノベーションなどがキーになると言われている。 Z世代にまつわる動向 Z世代のファッション消費と密接なのが古着。価格、人と違う、サステナビリティ意識などの理由から古着を好む傾向にあり、新品でも古着テイストは重要な要素だ。ウィゴー(WEGO)は2021-22年秋冬シーズンから古着の打ち出しを強化大型店のワンフロアを古着に特化した業態に切り替えた。また、Z世代の感性を反映したビジネスモデルも登場している。三井物産アイ・ファッションと、SHIBUYA109エンタテイメントが運営する若者マーケティング研究機関シブヤ109 ラボ(SHIBUYA109 lab.)は21年8月、Z世代とSDGsを考える新プロジェクト「シブヤ109 ラボ アイズ(SHIBUYA109 lab. EYEZ)」を立ち上げた。PHOTO:RIDOFRANZ