スコープ1〜3 （SCOPE1〜3）

スコープ1～3とは 　サプライチェーンの温室効果ガス排出量の排出量区分。スコープ1は自社の燃料の燃焼などによる温室効果ガスの直接排出、スコープ2は自社が購入した電力・熱の使用による温室効果ガスの間接排出、スコープ3はサプライチェーン全体の温室効果ガスの間接排出を指す。重点課題は排出量の多いスコープ3の把握だが、複雑なサプライチェーンの把握に苦戦している企業が多い。 スコープ1～3にまつわる動向 　「グッチ（GUCCI）」は18年以降、スコープ1～3におけるカーボンニュートラルを実現している。ファーストリテイリングは、21年8月に「SBT」認定を受け、その際に「認定された目標」として、スコープ1＋２：30年までに19年度比で温室効果ガス排出量を90％削減、スコープ3:30年までに19年度比で温室効果ガス排出量を20％削減と公表している。 スコープ1～3の参考記事 ファストリ、30年度までに使用電力の100％を再生可能エネルギーに切り替え 「グッチ」が2025年までの環境負荷削減目標を4年前倒しで達成 バーバリーが宣言　CO2削減が排出を上回る「クライメート・ポジティブ」へ