今年100周年のアニバーサリーイヤーを迎えている「シチズン(CITIZEN)」が、大坂なおみ快進撃の勝利の女神になっている。
全米オープンテニスで日本女子として初の決勝進出を決めた大坂は、「どうしても対戦したかった」という憧れのセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)と対戦する。ウエアは大坂がアディダス(ADIDAS)、セリーナがナイキ(NIKE)を着用するが、時計担当の僕が気になるのはやはりその手元。
「シチズン」は8月25日に大坂のアンバサダー就任を発表したばかりで、大坂は就任後初の公式戦となる全米オープンテニスで“エコ・ドライブ Bluetooth W410 BZ4006-01E”を手に試合に臨んでいる。同モデルは9月14日に一般向けにも発売する。価格は8万円。アンバサダー就任会見で大坂は、「15歳のころ『時計が欲しい』と母親に相談すると『国際大会で決勝に進んだらね』と言われ、奮起して決勝に進出した。その時に買ってもらったのが『シチズン』だった」とエピソードを披露した。
決勝進出の祝意を「シチズン」の広報担当者に伝えると、「ありがとうございます。普段の彼女はとてもかわいらしくチャーミング。でも試合の際の集中力や、常に上を目指そうとする姿勢は最高にクールです。試合中に着用していただいている“エコ・ドライブ Bluetooth W410 BZ4006-01E”が、決勝でも彼女のラッキーウオッチ、ウイッシュウオッチになれば」と答えた。
一方のセリーナ・ウィリアムズは、高級時計「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」のアンバサダーを務める。同ブランドは1875年にスイスで創業した、「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」と並ぶ“3大時計ブランド”の1つだ。
そう、全米オープン決勝は「シチズン」vs「オーデマ ピゲ」の代理戦でもあるのだ!