局地的好景気の背景
肥沃な足元商圏に商機あり
「WWDJAPAN」9月2日号は「日本一売れる『港区マーケット』」です。ファッション業界において東京都港区の存在感が増しています。青山をのぞけば、ショッピングエリアが少ないエリアでしたが、2003年の六本木ヒルズ開業を機に街の姿がじわじわと変貌。気がつけば、ラグジュアリーブランドやセレクトショップの激戦区になりました。買い支えるのは、足元商圏に急増した若い富裕層です。旺盛な消費意欲の彼ら彼女らは、港区のみならず銀座や新宿、表参道の店舗の上位顧客でもあります。本特集では街づくりを担う森ビルや三井不動産など、港区のキーマンたちを取材し、日本で最も勢いのある「港区マーケット」の実像に迫ります。(この特集は「WWDJAPAN」2024年9月2日号からの抜粋です)