ジーユーは11月30日、“オンラインとオフラインをつなぐ次世代型店舗”として、東京・原宿の原宿クエスト2階に「ジーユースタイルスタジオ(GU STYLE STUDIO)」を出店する。売り場面積は約594平方メートル。同店専用のデジタルサイネージ「ジーユースタイルクリエイタースタンド(GU STYLE CREATOR STAND)」を設置し、29日にリリースする新公式アプリ「ジーユースタイルクリエイター(GU STYLE CREATOR)」と連携させることで、実店舗とECとで境のない買い物体験を提供する。
デジタルサイネージは撮影機能付きで、客はその場で撮影した顔写真をもとに「10数秒で」アバターを作ることができる。アバターに「ジーユー(GU)」の商品を着せてさまざまなコーディネートを試すことが可能で、店頭で作ったアバターやそのコーディネート情報は、新公式アプリ内でも使うことができる。アプリと連携したECで商品の購入もでき、店頭で商品を見定めてECで購入するというショールーミングも想定する。ECで購入した商品は、自宅や最寄りの「ジーユー」店舗のほか、「セブン-イレブン」での受け取りも可能だ。
同店が出店する原宿クエスト2階には、英ライフスタイルブランド「ローラ アシュレイ」が旗艦店を出店してきた。同ブランドは今秋、国内全108店舗を閉鎖している。国内でのブランド運営元が、従来のイオン子会社から伊藤忠商事に9月に移っており、当面は直営店出店ではなく、百貨店・専門店への卸販売を軸にするという。