百貨店やファッションビル、SCで人気のリアルクローズブランドの中から、2025年春夏の打ち出しが光った4ブランドをピックアップ。ブランドの個性とうまく融合させながらトレンドを盛り込む商品企画力、MD戦略からヒントを得たい。(この記事は「WWDJAPAN」2024年12月23日号からの抜粋です)
RAY BEAMS
2024年に設立40周年を迎えたビームスのウィメンズレーベル「レイ ビームス(RAY BEAMS)」。店舗でのパーティーやゆかりの深いブランドとの別注企画、雑誌「フルーツ(FRUiTS)」とのスペシャルエディションの制作などさまざまなコンテンツを通してアニバーサリーイヤーを祝った。長塚理紗ディレクターは、レーベルコミュニティーの結束の強さを再確認したという。25年春夏も得意のレイヤードスタイルで、ファンのおしゃれ心を刺激する。
得意のレイヤードスタイルに磨き
春夏はグランジをスパイスに
長塚ディレクターは、「40周年の一連の企画を通して、幅広い年代のお客さまに長く愛されているレーベルであることをあらためて強く感じた。イベントをきっかけに初めてレーベルを知ってくださった人たちも多い。ここからさらにコミュニティーのつながりを深めていけたら」と意気込む。
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