ストライプインターナショナルは28日、新型コロナウイルスによる公立校の一斉休校を受けて、東京本部と岡山本社で従業員の子ども帯同出社を認めると発表した。3月2日から始まる一斉休校によって小さい子どもを持つ家庭の不安が広がる中、従業員が安心して働ける環境を整える。東京本部では大きめの会議室など3部屋を子ども用に開放。目の届くところで見守ることができるようにする。3月末までを予定する。
対象はグループのキャン、ストライプデパートメントを含む東京本部・岡山本社で働く社員(約350人)。28日にアンケートをとったところ、東京本部で7人、岡山本社で2人が子ども帯同での勤務を希望したという。実施後も従業員や子どもの要望を聞き取りながら改善する。
同社ではこれ以外でも子どもがいる従業員を優先し、有給休暇取得を促進。また有給休暇を保有しない従業員の欠勤も認めるなど、柔軟な措置をとる。「アースミュージック&エコロジー((EARTH MUSIC&ECOLOGY)」など運営する全国の店舗においても可能な限り少ない人数で回せるよう人員体制を見直す。