スキンケアブランド「ダーマロジカ(DERMALOGICA)」は世界中のスキンケア業界をサポートすべく、自社だけでなく他社にも導入してもらうための、アフターコロナを見据えた営業再開とサービスの安全基準におけるガイドラインを制定した。12項目からなり、これらの項目をクリアし独自のトレーニングプログラムの受講で認証を得られるプログラムの提供も始めた。日本では「ダーマロジカ」のBtoB(サロン)ビジネスを手掛けるタカラベルモントが展開している。
プログラムは疫学者やスキンケアプロフェッショナル、医者とともに開発し、スタッフと顧客の安全を第一に考えて制定した。チェック項目にはスタッフや顧客の身体的な距離を保つために予約時間の調整や入場規制、マスクやフェイスシールドの徹底、テスターや器具の消毒などが含まれる。また、場所やタイミング毎に顧客とのあらゆる接触ポイントにおける詳細な安全基準を定義しているほか、動画やクイズを含めた独自のオンライントレーニングプログラムを開発し、認定証を提供している。
オーレリアン・リズ(Aurelian Liz)最高経営責任者は「重要なのは、われわれが最適なステップを明確に定義することで、フェイシャル・スキンケア に従事する人々が新たな変化に適応し、サービスを現実するということ。この世界危機において、デジタルでの売り上げにフォーカスしながらじっと待っている大企業とは異なり、小規模ビジネスを営むスキンセラピストは、ヒューマンタッチと顧客リレーションの再開を熱望している」とコメントしている。