資生堂は3ランクダウン
セレーナ・ゴメスの「レア ビューティ」は200%増
2023年は、日本のビューティ企業にとって苦難の年でした。米「WWD」発行の「BEAUTY INC」によるビューティ企業の売り上げランキングTOP100では、ランクインした日本企業11社中9社が順位を落としました 。円安がドル換算のランキングに大きく影響を及ぼしたことが要因です。各社の国内事業は好調だったものの、海外の競合企業の成長に及びませんでした。
日本のトップ企業、資生堂は3ランク落として8位という結果に。中国市場の不振が大きく響きました。一方で、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)が手掛けるメイクアップブランド「レア ビューティ(RARE BEAUTY)」は、ファンとの共感力を強みに前年比200%増と驚異の成⻑率をたたき出しました。100企業の動向からビューティ業界の今をぜひチェックしてみてください。(この特集は「WWDJAPAN」2024年7月22日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)