オンワード樫山は、EC専業ブランド「アンクレイヴ(UNCRAVE)」の関西初となるポップアップストアを阪急うめだ本店4階で6月16日まで開催している。目玉は天然素材の風合いと機能性を両立した、麻とレーヨン混紡素材の新作セットアップ。同ブランドのセットアップは、2月のブランドスタートからこの間の好調をけん引する売れ筋アイテムとなっている。
「アンクレイヴ」は“むやみに欲しがらない”の意。働く女性を意識してジャケットを軸に同素材のパンツ、ワンピース、スカートなどをベーシックなカラーでそろえ、着回しで訴求する。同社の百貨店ブランドを手掛ける提携工場による生産で高い品質を実現しながら、店舗を持たないことで値ごろな価格も両立している。クリエイティブディレクターには東原妙子氏、プロモーションなどのプロデューサーには宮井雅史氏を起用。2月からオンワードグループの公式EC「オンワード・クローゼット」で販売を開始し、コロナ前に組んだ販売計画を上回って推移している(6月10日時点)。
阪急うめだ本店でのポップアップストアで先行販売している新作のセットアップは、強撚糸を使用し、しなやかなタッチとストレッチ性が特徴の “クリスピーリネンシリーズ”。オフィス使用も想定してジャケット(1万9000円)、ハイウエストスカート(1万2000円)、サスペンダーパンツ(1万3000円)、ワンピース(1万6000円)を企画した。よりソフトな風合いを楽しめ、家庭洗濯も可能な“スパンツイルシリーズ”はサロペット、開襟オールインワン、ワンピースとオフスタイルでも楽しめるラインアップだ(いずれも1万8000円)。