英国発ナチュラルコスメ「ザ・ボディショップ(THE BODY SHOP)」を展開するザ・ボディショップ・インターナショナル・リミテッド(以下、ザ・ボディショップインターナショナル)は6月30日、日本での事業を手掛けるイオンフォレストの株式を取得することを親会社のイオンと合意し、子会社化することを発表した。取得金額は非公表。10月から事業を引き継ぎ、社名をザ・ボディショップジャパンに変更し、社長には倉田浩美・元フルラジャパン社長が就任する。今後は本国直轄の子会社としてブランドの成長を推進する。
日本でのザ・ボディショップ事業は、1990年からイオンフォレストがフランチャイジーとして手掛け、東京・原宿の路面店や商業施設などに出店してきた。ザ・ボディショップインターナショナルのデイビッド・ボイントン最高経営責任者は「日本は非常に重要な市場だ。約30年間、『ザ・ボディショップ』のビジネス基盤を構築してくれたイオンフォレストの関係者には感謝している。今後ザ・ボディショップジャパンにみんなを迎えることを心待ちにしている」とコメントした。
今後「ザ・ボディショップ」は、ブランドのDNAである社会と環境にポジティブな変化をもたらす姿勢を貫き、自然から着想を得たサステナブルな方法で製造される製品を提案し続け、日本での存在感をより強固にしていく。