美容機器のヤーマンは今秋、美容機器やコスメがそろう基幹ブランド「YA-MAN TOKYO JAPAN」から、“おうち美容”に向け美容機器3製品を相次いで発売する。新製品はヤーマン公式オンラインストアをはじめ、楽天市場店、PayPay モール店、全国の家電量販店(一部除く)などで発売する。
ヤーマンは、コロナ禍においても、シェーバーなどカテゴリーによっては美容機器の需要が昨年を上回っているとし、「外出自粛によりサロンに通えなくなった人が、在宅時間が増えたことで“おうち美容”の機運が高まった結果とみている。当社は“美容機器が電動歯ブラシ並みの身近なものに”なることが理想だと考えているが、それに一歩近づいたのではないか」とブランド担当者。
そういった状況を受け、同社は秋冬にかけて需要が増加するスチーマーに着目。「マスク着用で蒸れや擦れによる肌荒れが増加していることに加え、生活様式の変化などのストレスで肌が過敏になっている。これを“コロナ過敏”と名付け、スチーマーをはじめ肌状態を底上げするアイテムを提案する」。
10月16日発売の毛穴ケアスチーマー「ブライトクリーン」(3万4800円)は“肌温度”に着目して開発。濃密なダブルスチームで肌の表面温度を約40〜42℃まで引き上げ、角質を和らげてその後のクレンジングやスキンケアをサポートする。また、最長7時間のロングモード機能を搭載し、仕事中や就寝中もスキンケアできるのが特徴だ。
10月30日発売の、美肌菌(肌を健やかに保つ常在菌の一つ)に着目したスチーマー「フォトスチーマー」(7万2000円)は、4色のLED(フォト)を搭載。また、ベストコスメを38冠獲得したウェアラブルEMS美容器「メディリフト」シリーズから9月25日、第5弾となる新作「メディリフト プラス」(3万円)が登場する。第1弾と同様に印象を左右する“顔の下半分”に着目し、大小頬骨筋、咬筋それぞれに最適なEMSでアプローチ。同製品の進化ポイントとして、ワンタッチ装着(これまではツータッチ)や幅広バンドを採用してフェイスラインまでホールド、肌と電極の接地面積を約2.5倍に拡大しEMSの実感値は約30%アップしている。