サステナビリティ
連載 YOUTH

世の中の当たり前に“違和感”を問いかける雑誌「IWAKAN」が創刊 コムアイらがジェンダー観を語る

 クリエイティブスタジオのリング(REING)は10月15日、既存のジェンダー観に問いを投げかける雑誌「IWAKAN」を創刊した。公式オンラインストアのほか、代官山 蔦屋書店、六本木 蔦屋書店などで取り扱う。価格は1500円。

 「IWAKAN」は“女の子だから行儀良くしなさい”、“男なら泣くな”といったこれまで当たり前とされてきたジェンダー観に違和感を抱く人たちに寄り添う雑誌として誕生した。創刊号では「女男」をテーマに男女二元論に違和感を抱く国内外のアーティストやミュージシャン、活動家らが参加した。水曜日のカンパネラのコムアイやトランスジェンダー女性であり、ドラァグクイーンでもあるアラーナ・スター(Allanah Starr)のインタビューのほか、男女の違和感を表したアートワークページ、164人が男女の違和感について回答したアンケートなどのコンテンツをそろえる。

 発売を記念して東京・高円寺の書店、タタbookshop galleryでは16日から同誌に登場する作品の原画や映像作品、アザーショットなどを展示する。期間は11月1日まで。

 リングはこれまでに“性別や人種、年齢、体型といった生まれながらに付与されるラベルへの社会的イメージから個人を解放し、ありたい自分を選択するためのクリエイション”を軸に発信を続け、ジェンダーニュートラルなアンダーウエアの販売やジェンダーを多角的に考察する対話型イベントなどを開催している。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

ラン&フィットネス特集2025  イノベーションが加速するラン市場を深掘り!【WWDJAPAN BEAUTY付録:転換期迎えるドラッグ&バラエティーストアのPB 新たな流れを創出】

「WWDJAPAN」2月24日号は、“ラン&フィットネス”と題した恒例のスポーツ特集です。今回は、改めて国内外で熱を帯びているランニングのマーケットにフォーカス。3月2日には、約3万8000人が出走予定の東京マラソンも控えており、ランニングを意識する機会は増えそうです。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。

バナーイメージ