新型コロナウイルスの影響で“セルフケア”ニーズが高まる中、自身の肌や健康と向き合う人も増えているのではないでしょうか。私もまさにそうで、特に“マスク荒れ”が気になってからこれまで以上に肌のケアに力を入れるようになりました。そこで今回、米国発スキンケアブランド「ダーマロジカ(DERMALOGICA)」のトリートメントを体験してきました。
「ダーマロジカ」は世界100カ国以上、10 万人以上のプロのスキンセラピストが支持するスキンケアブランド。英国出身の創業者、ジェーン・ワーワンド(Jane Wurwand)が渡米した時にスキンセラピーの教育が欧州よりも遅れていることに気づき、より高度なスキンセラピーの教育を行うために1983年に「国際ダーマル研究所(International Dermal Institute)」を立ち上げました。 そこから派生したスキンケアラインが「ダーマロジカ」です。海外ではかなり有名なブランドで、2015年にユニリーバ(UNILEVER)が買収しています。日本には以前からサロンやエステ専売品としてタカラベルモントが取り扱ってきましたが、19年夏にニューポートがBtoC向けの展開を開始。現在コレド日本橋店に直営店を構えています。
トリートメントは、このコレド日本橋店舗で行いました。スキンセラピスト(美容部員)と話しながら、まずはタブレットで肌診断(フェイスマッピング)を行います。この診断のすごいところは、公式サイトからアクセスできるので誰でも自宅で携帯やパソコンを使って簡単にできちゃうんです(20秒くらいで終わります)。かといって寛容的な診断ではなく、赤みや皮脂量、水分量、シワ、肌荒れなど丁寧に察知し、その箇所をマッピングしてくれます。余談ですが「ダーマロジカ」はこのように結構デジタルの技術にも投資していて、製品の外箱のQRコードを読み取ると、肌診断した結果に合わせて顔のどこにどの量を塗布したほうがいいのかなどアドバイスも受けられたりします。
私は肌が乾燥しており、肌荒れもあったので赤みの量も多い結果になりました。この結果に合わせてスキンセラピストからトリートメントの流れについて説明を受けます。一通り説明を受けた後、施術室に移動していよいよトリートメント開始です。40分ほどかけ、クレンジング、化粧水、美容液、マスク、クリームなどを丁寧に重ねていきます。施術後の肌は潤いで満ち、さらにプロの手によるマッサージで顔の緊張や凝りまでもほぐれました。施術が終了したら再びカウンターに戻り、使用した製品についてだけでなく、それぞれの使い方のコツなどについてもアドバイスをいただきました。
トリートメントは新規客で1万円以上、既存客は1万7000円以上の購入で受けられます。スキンケア製品を買い足すタイミングで受ける方が多く、気になっていたほかの製品や新製品を試すきっかけにもなっているそうです。「ダーマロジカ」はSKU数も多く、一度肌診断を受けてから製品を選ぶのがいいかもしれません。なお新型コロナウイルスの影響で現在は店頭だけでなくオンラインカウンセリングも受け付けています。店頭と同じフェイスマッピングを受けながら、スキンセラピストによるアドバイスももらえます。フェイスマッピングは自宅から無料で何度でも受けられるので、肌の変化を記録するためにも役立ちそうです。