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「ゲラン」が女性養蜂家の育成・支援プログラムにアンジェリーナ・ジョリーを起用

 「ゲラン(GUERLAIN)」は3月8日、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)と取り組む女性養蜂起業家育成プログラム 「Women for Bees(ウーマン・フォー・ビー)」にアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)をゴッドマザーとして迎えた。

 同プログラムはフランス養蜂観測所(OFA)と協業し、ロシアやエチオピア、カンボジアなどで女性養蜂家の育成を支援する。仏・プロヴァンス地方のサントボームにあるOFAの拠点で、6月21日から30日間の研修を行う予定だ。毎年5つのユネスコ生物圏保護区から、5年間で50人の女性が参加。参加者はOFAの専門的技術・ 知識から養蜂場の運営方法など、さまざまな理論と実践の基礎を身につけ、研修終了時にはプロの養蜂家になることが可能だ。プロジェクトを通して25のユネスコ生物圏保護区内に2500の巣箱を2025年までに設置し、1億2500万匹のミツバチを拡充する。

 アンジェリーナは「女性はスキルや知識を身につけると、誰かの役に立ちたいと思うようになるもの。 世界中からこのプログラムに参加する女性たちに会えることを心待ちにしている。 彼女たちについて知り、彼女たちの文化や環境、その中でのミツバチが果たす役割について学ぶことが楽しみだ。『Women for Bees』が、女性養蜂家の自立と彼女たちの地域社会の向上につながることを願う」とコメント。

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