コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)傘下のイタリアの高級時計ブランド「オフィチーネ パネライ(OFFICINE PANERAI以下、パネライ)」は、日本人初のブランドアンバサダーである俳優の反町隆史にインスパイアされた日本限定の2本の時計を9月下旬に発売する。すでに予約を受け付けている。
用意するのは“ルミノール クロノ フライバック 反町隆史エディション”(223万3000円、90本限定)と、“ルミノール クロノ フライバック ゴールドテック反町隆史エクスペリエンス エディション”(536万8000円、10本限定)で、後者にはバスフィッシングが趣味で数十年のキャリアを持つ反町と釣りを楽しむツアーが含まれる。
「パネライ」はこれまでに、イタリア海軍での訓練や冒険家との北極体験を特典にした時計を販売してきたが、日本向けに“コト消費”付の商品を販売するのは初めて。
“ルミノール クロノ フライバック ゴールドテック反町隆史エクスペリエンス エディション”を手に入れた10人のオーナーは、1日目に京都で反町とディナーを体験し、2日目に琵琶湖でバスフィッシングを行う。参加者は反町からレクチャーを受け、バスのサイズを競う。その後は、近江牛ステーキを食すバーベキューランチを予定する。10人のオーナーはそれぞれ1人パートナーを同行させることができ、オーナーが釣りをしている間、パートナーにはユネスコ世界遺産にも登録される延暦寺の秘宝を鑑賞するプログラムが用意される。
2つの限定時計に象徴的に使われる赤は反町のバスボートの色から取ったもので、ケースバックにはバスのイラストと反町のサインをあしらう。また機能面では、ボートの航行速度を測定するためのタキメータースケールなどを備える。