三越日本橋本店は、8月18日から30日まで「三越ワールドウォッチフェア」を開催している。1998年にスタートした日本最大級の時計フェアで、24回目となる今回のテーマは“時めき RESTART”。本館6階のウォッチギャラリー(時計売り場)、7階の催物会場、1階の中央ホールやステージを使い、50以上のブランドをそろえる。土屋友洋 三越伊勢丹 日本橋宝飾時計雑貨営業部 時計担当スーパーバイザーは「4会場での開催は初で、過去最大規模だ」と話す。
各ブランドの新作やアイコンモデルを並べるウォッチギャラリーでは、コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)傘下のスイスブランド「ジャガー・ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」の“レベルソ”の90周年や、発明から220年を迎える複雑機構トゥールビヨンにフォーカスする。特に後者は初日から、1点で8000万円を超える時計の商談もあった。
催物会場では、おうち時間を豊かにするための“時計のある生活”をコンセプトに、置き時計と家具、時計にまつわる雑貨などを紹介する。ウォッチギャラリーでは扱いのない、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下のスイスブランド「ウブロ(HUBLOT)」も期間限定で展示・販売する。
1階の中央ホールでは創業140周年のセイコーウオッチの特別展示を行い、ステージでは「ショパール(CHOPARD)」の代表作で、動くダイヤモンドが印象的な“ハッピーダイヤモンド”と“ハッピースポーツ”のカスタマイズを受け付ける。
フェアの売り上げについては、「コロナ前の2019年の水準(『WWDJAPAN』推定で15億円)に戻すことが目標」(土屋スーパーバイザー)と答えた。
■第24回三越ワールドウォッチフェア
日程:8月18~30日
時間:10:00~19:00
定休日:無休
場所:三越日本橋本店 本館6階ウォッチギャラリー、7階催物会場(30日は18時まで)、1階中央ホール(24日まで)、1階ステージ(31日まで)
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1