「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」と「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」は、ミラノで1月15日と17日に発表予定だった2022-23年秋冬コレクションのショーを中止する。欧州における新型コロナウイルスの感染再拡大を受けての決断だ。デジタルでの発表は予定していない。また、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」は1月24〜27日に行われる22年春夏オートクチュール・ファッション・ウイークへの参加中止を見込んでいる。
アルマーニ社は、「大変残念だが、感染状況が悪化していることを慎重に受け止め、今回の決断に至った。ファッションショーは代えがきかない大切な存在だが、従業員や市民の安全と健康を何よりも優先しなければならない」と説明した。
2022-23年秋冬シーズンのミラノ・メンズ・コレクションは、1月14〜18日に開催する。前シーズンまでパリ・メンズのスケジュールで参加していた「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」と「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」も名を連ねている。
なお「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」は、やはり感染再拡大に伴い、1月11〜13日に開催されるメンズファッション最大の見本市、ピッティ ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMAGINE UOMO)への出展を取りやめると発表した。