ファッション

CEOを取材した学生が等身大で語る Z世代の目に映った業界の姿とは?【後半】

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  「CEO特集2022」は、初めてファッション系サークルに所属する大学生にも取材に同行してもらった。業界や会社の未来を語る各社トップの想いを聞いた学生たちは 何を感じ取ったのか。感想を寄稿形式で紹介しながら、その中の5人と座談会を開催して、次世代を担う学生たちがファッション&ビューティ業界に抱いた心の内を聞いた。

ファッションやビューティ業界で働いてみたい?

WWD:ファッションやビューティ業界で働いてみたいと感じた?また貢献できるなと思った部分は?

岩瀬:すごくフランクに接していただいた企業で働いてみたいと感じました。印象的だったのは、「今の若い人には『考える力』が足りない。すぐに調べることができるので、自分で考える癖がないのが気になる。もっと考えを巡らせることに時間をかけた方がいい」という言葉。今コロナ禍で私たちも不安に包まれている中で聞けて良かった言葉だったし、このように考えをしっかり持っている人には「ついていきたい!」と思いました。

五十嵐:同行したビューティ企業は魅力的でした。トップが自分でマーケットリサーチも行っている点や、人々をエンパワーすることをビジョンに掲げているところに引かれたからです。尊敬できると感じました。私にできることは、当事者性を生かした発信や、知的好奇心を出発点にもっと新しいことを掘り下げていくことなのかな。

長瀬:福利厚生が充実している企業には好感を持ちました。従業員を大切にする姿勢が制度に表れていると安心します。例えば、育休・産休はもちろん、妊活をサポートしようとしているところも。光が当たりにくい不妊治療や、リモートワークについて手当を出している企業に引かれました。

岩瀬:多くの学生やサークル生は、企業や社会とのいろんな接点を欲しています。学生と企業の間には、絶対的な壁があります。「私たちが提供できるものってなんだろう?」と悩ましく思いますが、SDGs関連のトピックには関心を持っている人がやっぱり多いし、私たち世代が引っ張っていけると思っているので、手を取り合えたらうれしいです。

田口:今後の展望に「コミュニケーションをつなぐ場所」の発展を掲げている企業もありましたが、そういうプラットフォーム作りはデジタルでのつながりの創出に強いZ世代が担えると思います。

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