ファッション

ビームス ジャパンが名古屋の企業10社とコラボ企画 グランパスのユニホームもデザイン

 ビームスが手掛ける、日本の食やカルチャーなどを発信する事業「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」は、愛知・名古屋に焦点を当てた企画「大名古屋展 2022」を7月15日に全国の「ビームス ジャパン」店舗でスタートする。同企画は2019年、21年に続く3回目。今回は、地元を拠点とする10の企業・団体とコラボ商品や企画を開発して店舗などで販売するほか、サッカーチームの名古屋グランパスが8月に主催する応援イベント“鯱の大祭典”と連動して、期間中に同チームが着用する限定ユニホームをデザインする。

 コラボアイテムは、名古屋グランパスと中日新聞社との3社で制作した“ドアラ”と“金鯱グランパスくん”のキャラTシャツ(4950円税込、以下同)をはじめ、愛知トヨタ自動車と制作した、名古屋のオススメスポットを紹介するドライブコンテンツ、1888年創業の抹茶メーカーあいやとのコラボパフェ(1390円)、輸送機器や電気機器の豊田合成と開発した、未使用のエアバッグ素材を使ったマルチレジャーシート(3080円)などをそろえる。物販はビームス名古屋店と公式EC、ビームス ジャパン新宿店、渋谷店、京都店で行い、フードメニューはコラボ先の実店舗で提供する。

 名古屋グランパスが着用するユニホームは、1995年に同チームが天皇杯で優勝した際のデザインをベースにした。ドットを連ねた斜めのラインとピンストライプが特徴で、ゴールドをあしらって“祭り”のムードを加えた。8月の“鯱の大祭典”期間中に選手が着用するほか、豊田スタジアムの試合では来場者にプレゼントする。

 6日に名古屋能楽堂で行った記者発表会には、名古屋グランパスの稲垣祥選手と東ジョン選手が登壇。ユニホームの感想を聞かれると、稲垣選手は「赤いカラーがエネルギッシュ。水玉模様もおしゃれで気に入っている」とコメントし、東選手は「初タイトル獲得の歴史を感じながらプレーできるのがうれしい。今から試合が楽しみだ」と述べた。

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