ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)はこのほど、リサイクル材や再生可能材を使用した「アルマーニ ジ アウトレット 北九州」を九州地区にオープンした。
同社はCSR活動の一つとして、2019年からアウトレット店舗を対象に「グリーン コンセプト」を導入しており、今回新たにオープンした北九州店もこのプロジェクトによるもの。店内の壁面パネルや、パネルに取り付けられた棚板には廃棄された家具や、木材チップなどを再利用した100%リサイクルウッドを使用。パネル表面の壁紙には、FSC認証を獲得した素材を用いている。フィッティングルームのカーテン生再生再生ポリエステル100%の素材を、カーペットには廃棄された漁網などから作られたナイロ素材のエコニールを使用した。またブティックの内装には、生産過程で大量に排出されると言われる廃棄木材を用いている。
同社は、店舗リニューアルの際もこの「グリーン コンセプト」を取り入れて店舗開発を進める。アルマーニ グループはグローバル全体で環境保全活動に取り組んでおり、他にもミラノでの緑地開発や、ロンドンの屋上緑化プロジェクト、ミュンヘンやニューヨークの公園維持のサポート、日本を含めた各地域での植林活動や、環境配慮の広がりをサポートする活動などを行なっている。