イタリアでは、トップブランドの最高経営責任者(CEO)交代が相次いでいる。
カプリ・ホールディングス(CAPRI HOLDINGS)は3月、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」を去ったエマニュエル・ギンヅブルジェ(Emmanuel Gintzburger)を「ヴェルサーチェ(VERSACE)」の新CEOに任命した。ギンヅブルジェCEOは、「アレキサンダー・マックイーン」の店舗網を拡大。カプリ・ホールディングスのジョン・アイドル(John Idol)会長兼CEOは、「世界的なハイブランドの拡大戦略を立案してきたギンヅブルジェCEOのビジョンを信頼している。彼がいれば、我々のビジネスプランはさらにスムーズに進行するに違いない」と、同様の手腕を「ヴェルサーチェ」でも発揮することに期待を寄せる。チーフ・クリエイティブ・オフィサーのドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)も、アイドル会長兼CEOと同じ考えだ。
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