ファッション

南仏の開放感を体現するジュエラー「フレッド」の初の回顧展がパリで開催

 フランス発ジュエラー「フレッド(FRED)」の初の回顧展が、パリの「パレ・ド・トーキョー」で開催中だ。同ブランドは1936年に創業。同展では、ブランドのアイコン的な“フォース10”や“プリティウーマン”“シャンス アンフィニ”などの作品をはじめ、創業者であるフレッド・サミュエル(Fred Samuel)の解放的な人生やライフスタイルから着想を得た新作ハイジュエリー“ムッシュフレッド インナーライト”を展示する。

 自ら“モダン ジュエラー クリエイター”と名乗ったサミュエルへのオマージュが盛り込まれ、彼が残した遺産にフォーカスしたコレクションで、100カラット以上のイエローダイヤモンド“ソレイユ ドール”にオマージュを寄せた作品も展示。創業者が大切にした“太陽の輝き” “石の輝き”“人々の心の奥底の内なる光”をモダンに解釈した作品ばかりだ。

 ハイジュエリーというと、“女性のもの”というイメージが強いが、創業者のアバンギャルドな視点から男性にも向けられたハイジュエリーもそろう。

 会期は、10月24日まで。

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