「ジル サンダー(JIL SANDER)」は、インスタレーション「バティア・スーターが解釈した JIL SANDER 2022年秋冬コレクション」を東京・原宿のギャラリースペース、スタンドバイ(StandBy)で10月16日まで開催中だ。
クリエイティブ・ディレクターのルーシー(Lucie)&ルーク・メイヤー(Luke Meier)夫妻は、写真家のクリス・ローズ(Chris Rhodes)と共に手掛けた2022-23年秋冬コレクションのキャンペーンを、スイス出身でアムステルダムを拠点に活動するアーティストのバティア・スーター(Batia Suter)に、彼女なりの解釈で表現することを依頼。スーターは、ギャラリースペースの3面のコンクリートの壁に、記念碑のようなインスタレーションを構想した。
3面の外壁には、キャンペーンでも採用したシルバーのシューズのビジュアルを大々的に展示する。内部には「ジル サンダー」のアイテムビジュアルとともに、スーター自身が古い本や雑誌から集めた宇宙の写真を格子状に飾った。メイヤー夫妻は「自分たちの仕事に新しい次元を見出すことは、私たちにとって非常に重要なこと」と語り、インスタレーションの重要性を強調した。
期間中、来場者にはスーターが制作した、限定の大判ポスターを無料でプレゼントする。また、ギャラリー常設のカフェでは「ジル サンダー」オリジナルカップに入ったコーヒーも用意する。
■バティア・スーターが解釈した JIL SANDER 2022年秋冬コレクション
会期:〜10月16日
場所:スタンドバイ
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1
時間:11:00〜19:00