ファミリア(兵庫、岡崎忠彦社長)は12月16日、「ミュベール(MUVEIL)」とのコラボ最新作を発売する。販路は、両者の公式オンランストア。
ファミリアと「ミュベール」の協業は2011年にスタートした。ファミリアのロングセラー商品である“デニムバッグ”や、「ミュベール」の人気商品“グランマチャーム”で限定デザインを発表してきた。ファミリアは、「即日完売するほどの人気だ」と話す。
最新作は、“デニムバッグ”(22日発売、2万7500円税込、以下同)でアライグマをきれいに洗うクマを表現。ドライヤーやシャンプーハットなどもかわいらしくプラスする。アライグマにはファー、泡の部分にはフリースを用いるなど素材使いにもこだわる。“グランマチャーム”(1万5400円)は、“デニムバッグ”とリンクしたデザインで4種類を用意する。さらに、新企画として“グランマチャーム”をモチーフにしたバッグやポーチも発売する。
中山路子「ミュベール」デザイナーは、「キャラクターの表情は1針1針、1mm以下の単位で変わる。一番の落としどころについて何度も試作し、クオリティーを追及するファミリアの姿勢に毎回感動している」と話す。
「ミュベール」は07年にスタート。30~40代女性をターゲットとし、全国のセレクトショップ・百貨店50店舗以上で展開中だ。