ファッション

「CFCL」の初の香水は磁器のパッケージ入り アーティストの和泉侃が監修した凛としたボタニカルな香り

 高橋悠介の手掛ける「CFCL」は4月1日、初の香水“エクイップ(EQUIP)”を発売する。同ブランドは設立当時から香りの開発を始め、デリバリーの際に服と共に香りを届けてきた。商品名の“エクイップ”は、人が身支度する朝の印象を表している。

 ブランド初の香水の監修は、淡路島在住のアーティストである和泉侃(いずみ かん)が担当。水を想起させる軽やかな香りをベースにジュニパーベリーやラベンダーティートリーなどシャープで透明感ある素材を加えたウォータリーでボタニカルな香りで、アクセントに和泉が島で採取して蒸溜・抽出したイエルバブエナ(キューバミント)を加えている。

 ボトルとパッケージのデザインは、「CFCL」のアートディレクターである美術家の磯谷博史が手掛けた。真っ白な磁器のボトルは、佐賀県の伊万里鍋島焼の窯元である畑萬陶苑によるもの。1320度の高温で還元焼成されたボトルはガラスと同様の性質を持ち、繰り返し使える。税込価格は1万9800円(30m L)。「CFCL」の直営店及び公式ウェブサイトで販売する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。