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特集 若きクリエイターの肖像

「ビビィ」、設立4年で年商5.5億のブランドの野望【特集:若きクリエイターの肖像】

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小松友結子(こまつ・ゆゆこ)/ディレクター プロフィール

1997年、兵庫県生まれ。大学で教育学科に入り、養護教諭や小学校の教員免許を取得する。大学4年だった2019年7月、インフルエンサーブランドを運営するGURUGURUに参加し、「ビビィ」を立ち上げる。デザインからビジュアルディレクション、SNS運用までブランド運営の全般に携わる

2019年に設立したウィメンズブランド「ビビィ(Bibiy.)」が売れている。ペプラムやフリルなどのガーリーなディテールを、体形を気にせず着られるシルエットやハリのある素材に落としこみ、年齢を問わず着られる“かわいい”を提案する。販路はECとポップアップで、人気アイテムは即完が相次ぎ、昨年の年商は5億5000万円だった。昨年冬に行った伊勢丹新宿本店でのポップアップでは、1週間で3400万円を売り上げた。(この記事は「WWDJAPAN」2023年7月17日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

大学は教育専攻
未経験でアパレルに飛び込む

同ブランドは、ファウンダー兼ディレクターの小松友結子が大学在学中に立ち上げた。小松ディレクターは大学で教育学を学び、小学校や養護教諭の免許を持つ。一般学生だったが、インスタグラムで4万のフォロワーを抱えていたことから、インフルエンサーブランドを手掛ける会社から声がかかった。「当時は就活真っただ中だったけど、決まったルートで成果を出してもワクワクしないと思っていた。自分にしかできない挑戦がしたいと、飛び込んだ」。

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