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特集 若きクリエイターの肖像

「ファッションでテッペンとりたい」、TOKYOBASE若手バイヤー 【特集:若きクリエイターの肖像】

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原田真衣(はらだ・まい)/バイヤー プロフィール

1996年3月1日生まれ兵庫県出身。大阪教育大学卒業後、2018年にTOKYO BASEへ新卒入社。入社半年以降、「ステュディオス(STUDIOUS)」アミュプラザ博多店の店長、同海外1号店の香港店の店長、路面店の表参道店の店長を歴任し、21年に「ステュディオス ウィメンズ(STUDIOUS WOMENS)」のバイヤーに就任。22年7月に第一子を出産。23年5月に職場復帰し、すでにフルタイムで勤務中。将来は「企業の会社員でなく、原田真衣として日本のファッションを世界に発信していきたい」

TOKYO BASEは、従業員の77%が20代(2023年6月時点)と若手が多く活躍している。新卒入社5年目27歳の原田真衣さんは、不採算2店の店長を歴任し、どちらも短期間でV字回復させた次世代エースだ。(この記事は「WWDJAPAN」2023年7月17日号からの抜粋です)

入社半年で店長に
別注やイベントも続々企画

業界を志した原点は、服好きで始めた大阪のビンテージショップでの販売。接客を磨くうちに、週2日の勤務では自分の顧客を持てず、やりきれない気持ちが強まった。それを機に、「アパレル業界でやりきりたい」という夢を持ち、年齢や社歴、経験を問わない人材育成を掲げるTOKYO BASEへの入社を決めた。自身を「好奇心旺盛」と分析する原田は、面接で「最短で店長になりたい。やれることは全部やらせてほしい」「業界でテッペンをとりたい」とアピール。その熱意を有言実行し、初配属の「ステュディオス ウィメンズ」ルクア大阪店では、個人売り上げが入社2カ月で全社2位になった。「ブランドの魅力と商品の付加価値を説明し、買わない理由をなくしていく。お客さまと関係を築きつつ、スピード感を持って結果を出すことが自分の強み。またトータルコーディネートを軸に、時には目当てのアイテムでなくとも、私が似合うだろうな、チャレンジしてほしいなと思うものは積極的に提案する。これが結果になった」。

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