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特集 若きクリエイターの肖像

アンノウンノウンズ、トップメゾンも手掛ける制作集団【特集:若きクリエイターの肖像】

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リョウ・スギモト/映像クリエイター プロフィール

1998年神奈川生まれ。中学、高校時代をバドミントンに捧げる。高校最後の大会は神奈川ベスト8で惜しくも全国への切符を逃す。大学で英語を学び、オーストラリアをはじめ海外を放浪する。海外滞在中に写真や映像に出会い、帰国後、企業のスチールや映像制作を請け負う。大学卒業後、2022年にアンノウンノウンズ設立。現在、同社CEO兼クリエイティブ・ディレクター

クリエイティブ制作を行うアンノウンノウンズは、全社員が20代だ。デジタルネイティブな知見を生かして、プロモーションムービーやコレクションムービー、スチール制作、SNS運用、ブランディングなどを手掛ける。これまで「グッチ(GUCCI)」「プラダ(PRADA)」「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」といったファッションブランドや、コーセーなどのビューティ企業の制作を担ってきた。(この記事は「WWDJAPAN」2023年7月17日号からの抜粋です)

大学で映像制作を始める
“仕事”をくれた写真家との出合い

同社CEOでクリエイティブ・ディレクターのリョウ・スギモトは、1998年生まれの25歳。大学在学中に写真と映像制作、マーケティングを経験し、2022年に同世代のクリエイターとともに同社を立ち上げた。

スギモトCEOは大学時代にバックパッカーとして海外を放浪し、旅の証として写真と映像制作を始めた。仕事に変わったのは、レスリー・キーとの出会いがきっかけだ。同氏の展示会場へ行き、映像をやっていることを伝えると、「明日現場があるから、ビデオ回さない?」と誘われた。「楽しそうだから」と現場に入り、完成した映像をレスリーに見せると、その感性を見込まれて仕事をもらうようになった。東京スカイツリーをはじめさまざまな企業案件を手伝い、「クライアントの課題をクリエイティブで解決する楽しさに魅了されていった」。

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