ファッション
連載 今週の学生に読んでほしい記事3選 第5回

「エルメス」とバーキンの関係、冨永愛の会社設立までの道とは?

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この連載は週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事から学生に読んでほしいものを厳選し、記者のコメント付きで紹介するものだ。今回はジェーン・バーキンの死去をはじめ、冨永愛の新会社設立、松屋銀座の初売り後ろ倒しの3つの記事を掘り下げる。ニュースの読み方を知るとともに、面接やビジネス会話のヒントになれば幸いだ。

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【記事1】
ジェーン・バーキンが死去、享年76 「エルメス」の“バーキン”の由来

イギリスの俳優でシンガーのジェーン・バーキン(Jane Birkin)が7月16日に死去した。76歳だった。パリの自宅で亡くなっているところを介護者が発見したという。バーキンは以前から心臓病を患っていたほか、2021年に軽度の脳卒中で倒れて以来、療養生活を送っていた。(全文はこちら

【記者の解説】

ジェーン・バーキンといえば、白いシャツやニュートラルな色味の上質なニット、ブルージーンズ、スニーカーなどのベーシックなアイテムをヌケ感たっぷりに着こなす“フレンチ・シック”を体現する存在だった。「エルメス(HERMES)」のアイコニックなバッグ、“バーキン”の由来でもあるためフランス人だと思われがちだが、実はイギリス人。なお、「エルメス」にはほかにも、ハリウッドスターからモナコのレーニエ3世大公の妃となったグレース・ケリーにちなんだ“ケリー”がある。これはグレースが妊娠中にカメラを向けられた際、とっさに「エルメス」の“サック・ア・クロワ”でお腹を隠したといわれていることから、後に“ケリー”と呼ばれるようになったもの。エフォートレスで小粋なジェーン、端正でエレガントなグレースと全くタイプは異なるが、世界中で愛された2人のスタイルアイコンに由来するアイテムがあるという“ストーリー”は、「エルメス」にとってかけがえのない財産だろう。(井口恭子/記者)

【記事2】
冨永愛に聞く新会社設立の背景 “モデルのキャリアは短命が現実。可能性を広げたい”

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