「ロエベ(LOEWE)」が、音楽家でアーティストの米津玄師を起用した2023-24年秋冬のキャンペーンビジュアルを公開した。フランスの写真家のアルノー・ラジュニ(Arnaud Lajeunie)が手がけた。
米津は、着用可能な彫刻作品のように、まるで時が止まったかのように静止するコレクションを着こなした。新しい“パズル”トートの隣でレザーコートをまとってたたずんだり、羽が生えたシャツを羽織ったり、ピクセルのジーンズとデニムジャケットでベッドに寝そべったり。そのビジュアルには、彼の感性に影響を与えた漫画や小説、詩やアニメ作品も登場する。
クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)は、「アジアで最も影響力のある音楽アーティストの一人である米津玄師とコラボレーションできたことは光栄。私はよく男性の感性について探求するが、米津氏の音楽が持つ曖昧で内省的なエネルギーは、『ロエベ』のメンズと共鳴している。今年は、『ロエベ』の日本展開50周年。タイミングも完璧だった」とコメントしている。
「ロエベ」は銀座と表参道の店舗で、8月16日から23日までメンズコレクションのポップアップをオープン。米津が着こなしたコレクションピースも展示する。