アメア スポーツ ジャパンは9月1日、東京・銀座のギンザシックス5階に、カナダ発のアウトドアブランド「アークテリクス(ARC’TERYX)」の新店をオープンした。売り場面積は約197平方メートルで、同フロアには「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」やゴルフブランドなどが出店している。今秋は9月に大阪・心斎橋、10月に福岡・天神の出店も控えている。
ギンザシックスの客層に合わせ、他店よりもウィメンズに注力している点が特徴。同ブランドは今春夏、生産や物流の乱れによって商品供給が滞る店舗が多かったが、新店はオープンに合わせてきっちり品ぞろえしている。ブランド全体として、今秋冬物以降商品供給は順次改善し、来春夏物では従来レベルに戻る見込みという。
「アークテリクス」は2019年から中国のスポーツメーカー大手、アンタスポーツの傘下。22年の北京冬季五輪の際に中国の習近平国家首席がシェルジャケットを着用したことなどもあって、中国での人気が日本以上に過熱している。円安による値頃感もあって、ギンザシックスの新店は訪日客にもかなり人気となりそうだ。