収奪しない資本主義の実現は可能なのか?
世界各地で過去最高気温を記録した今年の夏。気候変動の影響を肌で感じた人は多いのではないでしょうか。地球に人類が住み続けるには今のビジネスモデルやライフスタイルを変える必要があります。でもとうやって?営利事業と自然保護を両立し、製品作りを通じてサプライチェーンを変革し、人々の行動変容を促すことに取り組むパタゴニア(PATAGONIA)のビジネスにはたくさんのヒントがありました。(この特集は「WWDJAPAN」2023年10月23日号からの抜粋です)
特集では「資本主義を根底から覆す」ために創業者のイヴォン・シュイナード(Yvon Chouinard)が決断したことと、それによってもたらされるメリットとデメリットを解説。そしてこれまで幾度となく厳しい決断を迫られ、そのたびに進化してきたパタゴニアの歴史を振り返ります。また、ビジネスの核である製品の解説やリーダーたちの声を紹介。「収奪しない資本主義の実現」に挑むパタゴニアのビジネスからファッションの未来を照らします。