〜30周年は、"世界ブランド"になるための最初のステップ。日本では飛躍の年に〜
塚崎卓也/メルヴィータジャポン メルヴィータ ブランドディレクター
2011年2月に日本に上陸した、フランスNo. 1のオーガニックコスメブランド「メルヴィータ」。今年はブランド誕生30周年を迎え、全世界的にこのアニバーサリーイヤーを盛り上げていく。現在、世界で展開する約30ヵ国の内、日本は本国に次いで、香港や中国などと並び、売上規模は2 番手につける。「日本も含め、アジア各国のビジネスが好調だ。日本でも、使っていただければわかるクオリティーの高さで、美容感度の高い方たちを中心に支持が広がっている。いいものを提供し続けることが世の中への貢献につながるという信条に従い、地道に認知拡大に努めたい」と語る。
30周年の今年は、世界的に製品のラインアップの約7割を、1年かけ一新していく。「機能性やテクスチャー、パッケージなど、新しい技術を搭載し、各国のニーズを反映させてバージョンアップさせる。いわば、今後メルヴィータが"世界ブランド"になるための最初のステップだ。生活の中に溶け込み、自然と寄り添った暮らしを提案するビューティケアブランドになりたい」。日本においては、核になる製品として"オイル"を前面に打ち出し、店頭などで"体感"してもらうことを重視。今夏にはeコマースもスタートし、さまざまな接点を持ってブランドの魅力を伝えていく。等身大の女性"Bell(e ベル)"と"Bee(ビー)"をキャラクターに、親しみやすいイラストのコミュニケーションも展開する。「オーガニックコスメは普及期に入り、"共感"が大切になる。ブランド誕生30周年の今年、日本においては、いよいよ"勝負"に打って出る年になる。日本の化粧品市場において、強い存在感を発揮できるブランドに育てたい」と力を込める。