ファッション

「アメリヴィンテージ」が代官山店を移転拡大 売り場面積2倍に

ビーストーン(黒石奈央子CEO)は、「アメリヴィンテージ(AMERI VINTAGE)」の東京・代官山の直営店を10月19日に移転リニューアルオープンする。移転先は、19日に開業する複合施設、フォレストゲート代官山の1階。「代官山はブランドとして初めて出店した場所。売り上げだけを求めるなら他のエリアも重要だが、代官山には思い入れがある」と黒石CEO。

2014年にブランドを立ち上げ、代官山には16年に出店していた。旧店があったのは、鎗ヶ崎の交差点に面したビルの1階。移転リニューアルによって売り場面積は2倍に広がった。「もともと、代官山のビンテージショップをまわるのが好きで、代官山を初出店の場所に選んだ」と振り返る。現在、実店舗は代官山のほか、新宿ルミネ2、心斎橋、名古屋のタカシマヤゲートタワーモールの4店。「国内は、今後出店するとしても1〜2店」で、20年秋に出店した中国・上海の店舗は退店済み。

新店の内装は天井の配管などが剥き出しの作りで、「あえて製作途中のままのような雰囲気」に仕上げ、内装には黒石CEO自身が買い付けてきたというビンテージ家具なども使用している。オリジナルの「アメリ」だけでなく、ビューティアイテムやフレグランスなど買い付け商品もそろえる。オープンに合わせて、スキンケアブランド「ソエル」とコラボレーションした生石鹸(3800円)、美容オイル(5800円)を先行販売。また、花柄のジャカード生地をはぎ合わせたドレス(2万6400円)やリバーシブルのフード付きボアジャケット(3万5200円)は実店舗では代官山店限定(ドレスはECでは有料会員限定)で販売する。

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