ファッション
連載 今週の学生に読んでほしい記事3選 第14回

「無印良品」次なるステージへ、「アメリヴィンテージ」人気の秘訣は?

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この連載は週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事から学生に読んでほしいものを厳選し、記者のコメント付きで紹介するものだ。今回は、衣料品が好調な「無印良品」や、絶大な人気を持つウィメンズブランド「アメリヴィンテージ」の店舗移転、100人が並んだ韓国発ブランドのポップアップまでを掘り下げる。ニュースの読み方を知るとともに、面接やビジネス会話のヒントになれば幸いだ。(この記事は無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

【記事1】
「無印良品」衣料品ビジネスを作り替え 

「無印良品」を運営する良品計画は、2030年8月期の売上高3兆円達成に向けてアクセルを踏んでいる。カギを握るのは売り上げの3分の1を占める衣料品だ。長らく不振が続いていたが、衣料品改革が軌道に乗り、新しいフェーズに入った。(全文はこちら

【記者の解説】

「無印良品」の服と聞いて、誰でも思い浮かべるイメージがあるはずだ。装飾を省いた簡素なデザイン、生成りなどのナチュラルな色使い、綿や麻などの天然素材。1980年にスーパーの西友のプライベートブランドとして誕生してから40年以上、世の流行に関係なく、独自路線を貫いてきた。低価格な日用品の店でありながら、確固たるブランドアイデンティティを保ち、多くの生活者の支持を集めてきた。しかし作り手の「無印らしさ」へのこだわりは、マンネリに陥る危険をはらむ。何を変えて、何を変えるべきでないか。衣料品改革には絶妙なバランス感覚が求められる。(林芳樹/ビジネスデスク)

【記事2】
黒石奈央子の「アメリヴィンテージ」が代官山店を移転拡大 
フォレストゲート1階に

ビーストーン(黒石奈央子CEO)は、「アメリヴィンテージ(AMERI VINTAGE)」の東京・代官山の直営店を10月19日に移転リニューアルオープンする。移転先は、19日に開業する複合施設、フォレストゲート代官山の1階。「代官山はブランドとして初めて出店した場所。売り上げだけを求めるなら他のエリアも重要だが、代官山には思い入れがある」と黒石CEO。(全文はこちら

【記者の解説】

黒石奈央子ビーストーンCEOが手掛けるウィメンズ「アメリ」は、2014年にスタート。今秋移転増床した代官山店を含めて現在は国内4店舗を構えるが、もともとはEC専業(いわゆるD2C)で始まったブランドだ。SNSを駆使し、ECに集客して売っていく手法は今や大手メーカーでも当たり前。でも、当時はまだまだそうしたブランドが少なく、凝ったデザインがD2Cならではの買いやすい価格で手に入ることで20〜30代女性の心をつかんだ。アパレルの実店舗が軒並み休業となったコロナ禍中も、強みのSNSとECでビジネスを拡大。黒石CEOはモデルのような外見ながら、チャキチャキした“ナニワの商人(あきんど)”っぽさが魅力。(副編集長/五十君花実)

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