PROFILE: 青儀早紀/アディクション銀座三越ショップチーフ
大学卒業後、社会福祉士として障害児入所施設で勤務するも幼少期からの夢だったヘアメイクの職に就くため地元の愛媛県から上京し、美容学校を経てテレビ局の美容室や事務所に所属して七五三の前撮りのヘアメイクを担当した。青儀さんは「ヘアが苦手でメイクアップのみを仕事にしたい」と一時フリーターに。仕事を振り返った際に「一般のお客さまを相手にする仕事に楽しさを感じていたので、美容部員なら一般のお客さまを相手にメイクアップができると思いました」と愛用していた「アディクション(ADDICTION)」の美容部員に応募した。(この記事は「WWDJAPAN」2023年11月6日号から抜粋・加筆しています)
小田急新宿店の立ち上げスタッフとして配属されたが、「販売職が初めてで、タッチアップという言葉も知らなかったし、商品のラッピング方法なども分からない状態でした」という。同店のショップチーフから振る舞いや仕事に対する姿勢を学び、3年半の勤務の中でサブチーフに昇格。「ヘアメイクアップアーティスト時代より、お客さま一人一人に自分の提案が自由にできるのが意外な発見でした。自分に自信を持ててなさそうなお客さまがメイクをすることで顔を上げる瞬間に立ち会えたり、就職や結婚など人生が大きく変化するタイミングに寄り添えたりすることがうれしいですね」。その後、そごう横浜店にチーフマネージャー、渋谷スクランブルスクエア店の立ち上げにチーフマネージャーとして配属。1年半の勤務を経て現在の三越銀座店のショップチーフに就く。
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