PROFILE: 渡邉幸雪さん/スマイルズ グラフ グループリーダー
スマイルズによるネクタイ専門ブランド「ジラフ(GIRAFFE)」の渡邉幸雪さんは、もともと美容師だった。ファッションに興味があり、同社が運営していたセレクトリサイクルショップ「パスザバトン」で「ジラフ」に出合った。そのときの販売員の人柄の良さもあり、入社した。渡邉さんの仕事は、接客をはじめ、商品企画や裏方のサポートまで幅広い。顧客がネクタイを着用するシーンを想像して商品企画に生かす一方で、物作りの場の経験が販売の切り口になることもあるようだ。(この記事は「WWDJAPAN」2023年11月6日号から抜粋・加筆しています)
渡邉さんは、「人と話すのが好きだったのが販売員になったきっかけです。接客にかかる時間は1時間以上が当たり前。オーダーメードの場合は3~4時間に及ぶこともあります」と話す。コロナ禍でスーツ離れが進み、ネクタイを着用するシーンが少なくなった。「ネクタイは必需品から嗜好品になりました。着けるならこだわりたいというお客さまが多いです。だから、『着けたい』と思ってもらうものを提案したいし、特別感を提供したいと思います」。
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