ファッション
特集 販売員特集2023 第30回 / 全31回

お客さまの笑顔を引き出したい」接客にはエンタメ必須 「ジラフ」の渡辺幸雪さん

有料会員限定記事

PROFILE: 渡邉幸雪さん/スマイルズ グラフ グループリーダー

渡邉幸雪さん/スマイルズ グラフ グループリーダー
PROFILE: (わたなべ・こうせつ)宮城県出身。美容師やアパレル企業勤務を経て、2014年スマイルズに入社。「ジラフ」で販売員、店長などを経て23年から現職。ブランドの企画運営などに携わるほか、近隣小学校の社会科見学の受け入れや特別講師としての出講などブランドの地域活動にも取り組むPHOTO:TSUKASA NAKAGAWA

スマイルズによるネクタイ専門ブランド「ジラフ(GIRAFFE)」の渡邉幸雪さんは、もともと美容師だった。ファッションに興味があり、同社が運営していたセレクトリサイクルショップ「パスザバトン」で「ジラフ」に出合った。そのときの販売員の人柄の良さもあり、入社した。渡邉さんの仕事は、接客をはじめ、商品企画や裏方のサポートまで幅広い。顧客がネクタイを着用するシーンを想像して商品企画に生かす一方で、物作りの場の経験が販売の切り口になることもあるようだ。(この記事は「WWDJAPAN」2023年11月6日号から抜粋・加筆しています)

渡邉さんは、「人と話すのが好きだったのが販売員になったきっかけです。接客にかかる時間は1時間以上が当たり前。オーダーメードの場合は3~4時間に及ぶこともあります」と話す。コロナ禍でスーツ離れが進み、ネクタイを着用するシーンが少なくなった。「ネクタイは必需品から嗜好品になりました。着けるならこだわりたいというお客さまが多いです。だから、『着けたい』と思ってもらうものを提案したいし、特別感を提供したいと思います」。

エンタメの要素を大切に笑顔を引き出す

この続きを読むには…
残り527⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。