この連載は週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事から学生に読んでほしいものを厳選し、記者のコメント付きで紹介するものだ。今回は、「トッズ(TOD’S)」を率いたヴァルター・キアッポーニ(Walter Chiapponi)が「ブルマリン(BLUMARINE)」の新クリエイティブ・ディレクターに就任した人事や、「アシックス(ASICS)」と「シーエフシーエル(CFCL)」のコラボ、K-POPスターのファッションの3つの記事を掘り下げる。ニュースの読み方を知るとともに、面接やビジネス会話のヒントになれば幸いだ。
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【記事1】
「トッズ」を率いたヴァルター・キアッポーニが
「ブルマリン」の新クリエイティブ・ディレクターに就任
イタリアブランドの「ブルマリン」は11月2日、ヴァルター・キアッポーニ前「トッズ」クリエイティブ・ディレクターを新たなクリエイティブ・ディレクターに任命したことを発表した。(全文はこちら)
【記者の解説】
9月まで4年間「トッズ」のクリエイティブ・ディレクターを務めてきたヴァルター・キアッポーニは、同ブランドのコレクションの評価を高めた立役者だった。彼は「トッズ」の強みであるシューズから、バッグや服までを現代的でより洗練されたイメージに刷新。最近は、日本の高感度セレクトショップでバッグやシューズを目にする機会も増えた。一方、1977年にアンナ・モリナーリが設立した「ブルマリン」はシフォンやレースなどの軽やかな素材使い、フリル、バラや蝶のモチーフなどで表現するロマンチックかつ官能的な女性らしさで知られてきたが、前任のニコラ・ブロニャーノが“Y2K”ファッションの美学を取り入れて大胆に若返り。新たな顧客を開拓した。そんな現在の「ブルマリン」の姿からまた大きく変化することは間違いなさそうだが、キアッポーニは「グッチ」や「ミュウミュウ」「ボッテガ・ヴェネタ」などさまざまなブランドでキャリアを積んできた人物。その豊かな経験を生かし、どんなスタイルを描くのか注目だ。(藪野淳/欧州通信員)
【記事2】
「アシックス」×「CFCL」
“なるべくデザインを足さない” コラボスニーカーという斬新
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