香取慎吾と祐真朋樹が手掛けるセレクトショップ、ヤンチェ_オンテンバール(JANTJE_ONTEMBAAR)は、2023年の新作アートコレクションをローンチする。その一環で、「フミエタナカ(FUMIE TANAKA)」と三陽商会の「サンヨーコート(SANYOCOAT)」とのコラボコレクションの新作を用意した。
香取は今回のために、「龍」と「TokiMeki」をテーマにしたアートを描き下ろし、アイテムの随所に採用した。
「フミエ タナカ」とのコラボコレクションでは、ワンピース(6万3800円)やサテンスカート(4万700円)、フリルスカート(5万600円)、カーディガン(3万4100円)、パンツ(3万800円)、パフスリーブニット(5万1700円)を用意した。
「サンヨーコート」とのコラボコレクションでは、バルマカーンコート(17万6000円)とノーカラーコート(16万5000円)の2型をラインアップしている。
香取は自身が描き下ろしたアート、「龍」について次のようにコメントした。「2024年の干支は辰。辰年で龍と聞いた瞬間、なんだかはじめて、龍を描いてみたくなった。龍にちょっと思いを馳せてみたら、その昇っていく感じはなんかいいもんだなぁと思って。下を向いている感じはなく、勢いよく上に昇っていく。それは、すごく縁起がいい感じがして。この絵のなかには、いわゆる龍はいない。流れるような金の太い線が、生地になったときに繋がってリピートしていくと、悠々と天高く昇る龍の姿に見えてくる。赤と金のオリエンタルな雰囲気も相まって、いままでのヤンチェ_オンテンバールにはない、新しい強さが生まれている」。
「TokiMeki」についても説明した。「僕のなかの“ときめき”って、チカチカしている感じ。ちょっと違うけれど、アニメの中によく出てくる頭をぶつけて、星がピコピコ飛んでいる人みたいなイメージ。もうすごく楽しくて、好きな人の前で笑顔をおさえきれない、何かにときめいている人。その人の周りには、星やハートがチカチカしていそうな。この絵はチューブから、そのままキャンバスに絵の具を太くとって厚みが出るように描いて。その上からベタッと梱包するときのプチプチをかぶせて、版画をするように上からなぞり、最後に梱包材をバシャッと剥がして、できた絵。絵は1枚しか描けないから、失敗したらどうするんだって話(笑)。 でも、不思議と失敗したことなく、いつも作りたい方向にいっている」。