ファッション

世界初!「人工タンパク質繊維」たっぷりの本格ダブルフェイスコートを最速レビュー

有料会員限定記事

TSIの「アドーア」はきょう30日、スパイバー(山形県鶴岡市、関山和秀社長)が開発する人工タンパク質素材“ブリュード・プロテイン”繊維を使った48着限定のコート(27万5000円)を一部店舗・ECで発売した。同日、東京・青山のTSI本社でもお披露目され、記者が試着した。世界初という、ブリュード・プロテイン繊維をぜいたくに使ったダブルフェイス(二重織)コートの実力を、袖を通して体感した。

パターンの妙も相まって
雲のように軽〜い

ブランド定番のノーカラーコートを、ウール繊維(混率70%)とブリュード・プロテイン繊維(同30%)の混紡糸を二重織にしたオリジナルテキスタイルで作った。「アドーア」のパターンの妙か、ふわりと肩に“乗る”感覚で雲のように軽い。

表面は、カシミヤを思わせるぬめり感のあるタッチ。光沢は控え目であからさまな高級感はないものの、美しい落ち感と適度なコシがあり、仕立て映えのする生地だ。ワンサイズのみだが、身長が180センチ以上でやせ型の男性記者でも(袖丈はやや足りないものの)ある程度のゆとりをもって着られた。

この続きを読むには…
残り1017⽂字, 画像4枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。