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特集 スノースポーツ市場 第4回 / 全7回

スキーギアが祖業の仏「サロモン」 「アルファ世代にスノースポーツが拡大中」

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仏発の「サロモン(SALOMON)」というと、ファッション業界的には2015年にパリの先鋭的なセレクトショップ「ザ・ブロークン・アーム」と協業して以降、直近でも「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」とのコラボスニーカーを発売するなど、モードなスポーツブランドのイメージが強い。近年は夏のトレッキング、トレイルランニング分野でも存在感が大きいが、ブランドの原点はアルプスのふもとの街、アネシーで1947年に創業したスキーエッジの研磨工場だ。(この記事は「WWDJAPAN」2023年12月4日号から抜粋・加筆しています)

その後スキービンディングやブーツ、板も手掛けるようになり、スノーボードが五輪種目となった長野冬季五輪の前年の97年には、スノーボードにも進出。今人気のトレッキングシューズはというと、「暖冬で在庫となっていたクロスカントリースキーブーツのソールをゴムに替えて、92年に売り出したことが事業のきっかけ」と、アメア スポーツ ジャパンの石田道寛サロモン マーケティングチームマネージャーは話す。「サロモン」は2005年にアメア スポーツ傘下となり、アメアは19年から中国のアンタスポーツ傘下になっている。

「ブランドは10年間
伸び続けている」

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