「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、以下YSL)」は1月9日、ブランドのアジア アンバサダーにNumber_iの平野紫耀を指名し、アイコンリップ“ルージュ ピュールクチュール”(全40色、各6050円)の新CM発表記者会見を開催した。登壇した平野はアンバサダー就任について「子どもの頃から憧れだった『YSL』。その世界観の中に僕が入れてとても光栄だ。クールでラグジュアリーなイメージが強かったので、それを僕なりに表現して皆さんにブランドの魅力を伝えられたらいいなと思っている」とコメントした。
「“お守り”のように持ってほしいリップスティック」
実際に同リップを使用した平野は「付け心地はライトでさらっとしているのに、保湿成分を80%配合しているのでしっかりと潤いを感じる。発色も良く、どんな方が付けてもすてきに仕上がると思う」と評価し、「パッケージもかわいいので、自身のお守りのように持ってほしい。お手洗いで塗布するのではなく、皆の前で『どうぞご覧ください』という流し目で塗っている所を見せたい」と笑顔を見せた。
フレグランス好きという平野は、「“匂いフェチ”なので、常に身の回りに“香り”があると安心する」と語り、「昨年一緒に仕事をした“リブレ”の香水を気に入っている。今も手の甲に付けていて、甘いバニラベースの香りが漂っている。緊張感のある場所でも、良い香りを感じると自分のペースに持っていける気がする。最初にバニラとスパイシーさを感じ、時間が経つと甘みが増してくるので、時間と体温で変化していく経過を楽しんでいる」と話した。
フレグランスは手の甲に塗布することが多い
フレグランスをつけるパーツについて問われると「手の身振り手振りが大きいので、香りが広がるように手の甲につけることが多い。または足首に付けて、下から香りを立たせることもある」と答えながら実演する一幕も。また、「これまで洗顔を1年に1回しかしていなかったが、最近は『YSL』からプレゼントしていただいた洗顔料を毎日使用している。肌がつるつるとして、滑らかに整う。この時期は乾燥するので、その後はとにかく保湿をするように心がけている」と、高まる美容意識をのぞかせた。
会見に同席したジャロン・チャン(Jaron Chan)事業部長は平野の起用について、「彼はカリスマ性を持ち、大胆で自信に満ちた生まれつきのスター。謙虚で、出会う人々がこれまで以上に惹かれて止まない引力を持った素敵な方だ。彼と出会った時『世界を羽ばたく絶対的なアイコニックスターになる』とチームに話した。彼の妥協を一切許さない新しい一歩は、世界的スターへの階段を登り始めた証。これから心躍るコラボレーションをご一緒できることを、とても楽しみにしている」とコメントした。
新CMは、ひと塗りでシックかつ洗練されたスタイルに格上げする商品のコンセプト“クチュール ミー アップ(COUTURE ME UP)”を元に制作。平野のクールな表情と共に、リップ“ルージュ ピュールクチュール”を唇に塗布するような仕草などを披露した。CMで使用したメインカラーは“R10 エフォートレス バーミリオン”で、スタイリッシュな印象を与えるロージィーレッドな色味が特徴。また、CM&キービジュアル着用のメインカラーは“NM ヌード ミューズ”、キービジュアルの着用カラーは“N8 ブラウス ヌ”を使用している。